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【衝撃事件の核心】親離れできない男の甘ったれた無差別殺人 八王子通り魔 (2/4ページ)
菅野容疑者は斉木さんの他にも買い物客の女性を切りつけ、店内に財布やキャッシュカードなどが入ったリュックサックを残したままエレベーターに乗り込んだ。犯行に使った包丁はエレベーター内に放置してビルの外へと逃走した。
「私がやりました」
犯行から約20分後。目撃証言と似ていた菅野容疑者が現場から南西に約400メートル離れたJR八王子駅北口交番前を通ったため、警察官が職務質問。菅野容疑者が犯行を認めたため、緊急逮捕した。
「最近あちこちで通り魔事件が起こっており、刃物なら簡単に殺せると考えた。誰でも良かった」
父親がマスコミに写真提供 成人しても母とコンビニの「変わった親子」
八王子市川口町にある菅野容疑者の実家は古びた木造平屋で、比較的新しい住宅が立ち並ぶ住宅街では目立つ存在だった。引き戸の玄関前には、あまり手入れの行き届いていない植木類が並んでいる。
事件翌日の23日早朝、菅野容疑者の父親が玄関内で報道陣の取材に対応した。
「犯行の原因は思いつかない」
「被害者の方には申し訳なく、直接謝りに行きたい」
父親は淡々とした口調で質問に答えた。
報道陣が菅野容疑者の顔写真の提供を依頼したところ、了承して1枚の写真を差し出した。笑みをたたえながら「一生懸命探したんだよ」。父親は写真を接写する報道陣に、さらにこう言い残して、家の中に入った。
「(別の報道陣が来るかもしれないから、撮影できるように)写真を郵便受けに入れておいてください」
近所の女性は「ちょっと変わった親子です」と声をひそめる。
菅野容疑者は7人家族の長男。中学校で1学年後輩だった女性(32)は「中学のとき、首が短いとよくからかわれて、いじめられていた」。友達もおらず、休み時間は1人で机に向かって勉強していた。からかわれた翌日にはよく学校を休み、3年生で不登校気味になったという。
孤独な青春時代を過ごした菅野容疑者にとって、家族は唯一の理解者だったようだ。
近所の女性によると、菅野容疑者の不登校を心配した担任教師が家庭訪問した際、母親はこう言って取り合わなかったという。
「うちは教育テレビを見ているからいいの」
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