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秋山容疑者の「防衛錬金術」明るみに 防衛幹部を脅す? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:守屋前防衛次官問題
防衛関連企業からのコンサルタント料をめぐる脱税事件で、東京地検特捜部に所得税法違反容疑で逮捕された社団法人「日米平和・文化交流協会」専務理事、秋山直紀容疑者(58)の“錬金術”の全容が明らかになってきた。脱税資金の大半を、交流協会の運営資金が振り込まれる国内口座に還流させていたほか、企業側から現金を直接受け取っても、領収書を発行しないケースもあった。秋山容疑者側への資金提供が、企業に対する便宜供与の対価だった疑いも、再び浮上してきている。
■領収書
逮捕容疑となった隠し所得約2億3200万円(平成15〜17年)の中には、防衛専門商社「山田洋行」(東京)と神戸製鋼所(兵庫)、日立製作所(東京)の3社側からの計約180万ドル(約1億9000万円)が含まれていた。
特捜部は、18年に山田洋行側から提供された約70万ドル(約8000万円)についても、脱税容疑で立件する見通しだ。このうち18年10月、山田洋行側が提供した25万ドル(約3000万円)は、同社の幹部らが米国内で直接、秋山容疑者に手渡していた。この際、秋山容疑者は領収書を発行しなかったという。
この資金は、山田洋行が米メーカーとの販売代理店契約を維持するため、秋山容疑者に力添えを依頼した見返りだったとされる。秋山容疑者が金銭授受を隠すため、口座への振り込みを避けたとみられ、所得隠しの犯意を裏付ける事実として特捜部も注目している。

