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【八王子通り魔】不可解な親子関係 動機には多くの謎 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:少年犯罪
「親の顔を見たくなかった」。東京都八王子市の書店で女性2人が殺傷された事件で、逮捕された菅野(かんの)昭一容疑者(33)は警視庁の調べに、両親への強い不信感を述べている。職場での人間関係の悩みを聞いてもらえず、実家を出てホテルなどを転々としたことも、それを裏付ける。一方、親に依存しながら、ひとり暮らしをした際に住所さえ伝えないという不可解な親子関係も浮かび上がる。動機の解明には、多く謎が残されている。
●唯一の理解者
内向的でおとなしく、幼いころから「友人は1人もいなかった」(知人)とされる菅野容疑者。唯一の理解者は家族だった。
中学から不登校で、高校は1度も登校せずに退学。不登校時に担任が家庭訪問に来ても、母親は「教育テレビを見ているから大丈夫」と必死にかばった。父親も、菅野容疑者がけがで入院した後、会社に報告する際に付き添っていた。最近まで両親から金を借りることもあった。
ところが、事件前には不信感を募らせた。
供述などによると、事件2〜3週間前に職場の悩みを打ち明けたが、聞いてもらえなかった。それがきっかけで、「(親の)顔が見たくない」と、事件1週間前に家を出て、八王子市の旅館やビジネスホテルを転々とした。
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