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見えぬ動機 中3少女に何があったのか 父親刺殺事件 (1/2ページ)
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「薬剤師になりたい」。埼玉県川口市の自宅で、父親を殺害した中学3年の長女(15)は、製薬会社に勤める父親と似たような職業を夢見ていた。事件の前日夜には父親と一緒にカレーをつくるなど直前まで親子関係は良好に見えた。なぜ、長女は父親を刺したのか…。
長女が通う県内の私立中高一貫校の校長らは19日午後、緊急記者会見を開いた。同校によると、長女は2年の冬、三者面談の席上で将来の進路を明かした。1年次に中学卒業レベルの英検3級を取得するなど勉学意欲も旺盛だったといい、学校側が「薬剤師になるなら、死ぬ気で勉強しないといけない」と諭すと、「頑張ります」とキッパリ答えていたという。
事件前日の夜、長女は父親と一緒にチキンカレーを作った。母親がパートから戻ると、家族4人で食卓を囲み、その後も家族一緒にリビングでビデオを鑑賞して就寝したという。
長女は調べに対し、「父親とは普段からあまり会話はなかった」と供述しているというが、母親は「親子仲は良く大きなけんかもなかった。思い当たることはない」と説明する。思春期の女子生徒ということをみれば、父親との会話が少ないことが“特別”ともいえそうにない。
長女は中学1年のときにバスケットボール部に所属したが、2年になって退部した。その後は特に部活動にも参加していなかったが、中学の校長らは「服装の乱れもなく、真摯(しんし)でまじめ。保護者とのトラブルや悩みも聞いていない。(悩みなどの)サインが出ていれば気付くと思うが、そういうところはなかった。普通の子だった」と首をかしげる。















