ニュース:事件 RSS feed
覚醒剤所持の病院長逮捕 大阪府警、机から注射器数百本押収
このニュースのトピックス:ドラッグ
大阪府警薬物対策課と浪速署は23日、覚醒(かくせい)剤取締法違反(共同所持)の現行犯で、堺市堺区の医療法人「朝日会病院」院長で医師の曽根崎竜一容疑者(41)=堺市西区=と自称韓国籍の無職の女(31)を逮捕したと発表した。また、院長室の机の引き出しから、同病院で使用していないタイプの注射器約500本を押収した。
調べでは、曽根崎容疑者は22日午後3時ごろ、女とともに堺市堺区のホテル客室で、覚醒剤0・6グラムを所持した疑い。
府警の捜査員が客室に踏み込んだところ、覚醒剤3・1グラムと乾燥大麻16・3グラムを発見した。調べに対し、曽根崎容疑者は「女に注射してやった」と容疑を認めたうえで、「院長になる前から覚醒剤を使っていた」と供述しているという。
今年7月、大阪市浪速区の路上で、曽根崎容疑者のショルダーバッグが落ちているのを通行人が見つけ、交番に届けた。中から覚醒剤3・1グラムと注射器60本が見つかったため、府警が内偵捜査を進めていた。
病院側によると、前院長が亡くなったため、平成17年1月に外部から曽根崎容疑者を院長に招聘(しょうへい)。同病院では整形外科を担当し、週に2〜3回、外来診察を行っていた。
男性事務員は「処置が上手で、患者からも優しくていい先生と評判だった。覚醒剤を使っているようには見えなかった」と戸惑いを隠せない様子。曽根崎容疑者が担当していた診察は、別の医師が担当する予定という。
同病院は昭和52年に設立。内科や外科、呼吸器科などがある総合病院でベッド数は96床。